愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 2 でも、あーちゃんがいっていたよ。 「りゅう、話ができる犬がいるんだって。 りゅうも話ができるようになるといいね」 って。 あーちゃんは、ぼくが生きていた間、ずっ と「おはよう」といっていたのだから、や っぱり変…
「プロローグ」 ぼく、柴犬の「りゅう」。 ぼくがなくなったのは、平成十二年二月 一日。寒い日だった。 月日のたつのは早いもので、ぼくがこの 世を去ってから、十二年になる。 ぼくは「わんわん」としかいえなかった が、たまに「あー・ちゃん」といえたん…
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