2007-01-01から1年間の記事一覧

一年間ありがとうございました。

今日で、2007年も終り。 もうすぐ新しい年(2008年)がや ってきます。 一年間、みほようこの五つのページを 読んでいただきありがとうございまし た。 来年もよろしくお願いします。 ・ みほようこ小さな童話館 http://www.geocities.jp/dowakan/in…

南天

「花のほほえみ」より 南天

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒52 麦草峠の近くに、もみやつがなどの原 生林があると聞いたけれど、どこにあ るのだろうか? 清太は、森の中をあちこちさがしまし た。でも、もみやつがの木は、どこに もありません。

雪んこの舞

今年も、残り二日となりました。 信州の伊那谷では、今雪が降っています。 今冬二度目の雪です。 雪が積もらないことを祈ります。 雪といえば、みほようこの童話 「雪んこの舞」を、どうぞ。 雪んこの舞 http://www.geocities.jp/dowakan/yukinko1.html 童話…

君子蘭の実

「花のほほえみ」より 君子蘭の実

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒51 しばらくいくと、だんだんに明るくな ってきました。 そして、太陽が顔をだしました。 太陽をみた清太は、ほっとしました。 「無事に湖がみつかりますように・・・」 清太は、太陽にむかって祈りました。

りゅうのひみつ日記

12月29日 よんだ [童話]火とぼし山を読んだ 楽しみにするんだよ おしまい 火とぼし山32 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20071229#p1 みほようこの日記では、今 童話「火とぼし山」を連載しています。 みほようこの日記 http://d.hatena.ne.jp/youko51…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒50 麦草峠まで、どのくらいかかるのだろ うか。 清太は、麦草峠に向かって歩き始めま した。 おらが、長者に追い出されたことを知 ったら、きよちゃんは心配するだろうな。 やしきにもどり、もう一度長者にお願 いしてみようか。 …

かきつばたになった少女

信州の霧ケ峰高原(八島湿原)には、 「かきつばた」という伝説があります。 「かきつばたになった少女」は、その 伝説をヒントにして、みほようこが書 いた物語。 霧ケ峰高原の八島湿原に咲いているかき つばたのお話。 ある日、女神のかきつばたは、霧ケ峰高 …

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒49 第四章 清太、森の中の湖へ 次の朝。 清太は、まだ夜の明けないうちに、長 者の家を去りました。 空には、星が輝いています。 「きよちゃん。楽しい思い出をありが とう。八年間、きよちゃんのそばで暮 らすことができて、幸せ…

ゆり

「花のほほえみ」より ゆり

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒48 その日、清太は、いつもより念入りに、 馬小屋の掃除をしました。 そして、馬たちを小川へつれていき、 ていねいに馬の体を洗いました。 どの馬も、みちがえるようにきれいに なりました。

ライオンめざめる

童話「ライオンめざめる1」 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20061104#p1 「次の日」「次の日」とクリックすれば、 「ライオンめざめる」を続けて読むこ とができます。 霧ケ峰高原のふもとに住んでいる、松 虫草の花が好きな少女のお話。 かなは、七才の誕生日…

つげの実

「花のほほえみ」より つげの実

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒47 「清太、元気でくらすのだよ。幸せ にくらしておくれ」 長者は、なごりおしそうにいいました。 私は、きよも清太も、どちらもてばな したくない。二人とも、いつまでも自 分のそばにいてほしい。

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三冊 目の童話。 信州諏訪の「風の神様」から聞いたお 話。 人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html ふしぎな鈴「あとがき」 http://www.geociti…

パンジー

「花のほほえみ」より バンジー

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒46 「わかりました」 清太は、心ならずもそう答えました。 でも、心の中では、こうさけんでいた のです。 「おらは、きよちゃんと結婚できるよ うな家に生まれたかった。 そして、大好きなきよちゃんと結婚し たかった」と。

やぶこうじの実

「花のほほえみ」より やぶこうじの実

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒45 「なぜですか? 長者さま。 おじょうさまのことは、今日限りきっ ぱりわすれます。どうか、今まで通り ここで働かせてください。お願いします」 清太は、長者にお願いしました。

りゅうのひみつ日記

12月23日 よんだ [童話]火とぼし山を読んだ 小声でつぶやくのかー おしまい 諏訪の神様・明神さまは、なんとつぶ やいたのでしょうか。 こちらを、どうぞ。 火とぼし山26http://d.hatena.ne.jp/youko510/20071223#p1 今、みほようこの日記では、 童話…

竜神になった三郎

竜神になった三郎 http://www.geocities.jp/dowakan/saburou1.html 信州の諏訪地方には、「竜になった 三郎」という伝説があります。 「竜神になった三郎」は、その伝説を ヒントにして、みほようこが書いた物 語。 「竜神になった三郎」は、みほようこ の二…

ヒマラヤゆきのした

「花のほほえみ」より ヒマラヤゆきのした

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒44 「いいえ、私こそ失礼なことをいいも うしわけありません。 先日、霧ケ峰へゆうすげの花をみに行 った時、おじょうさまから縁談の話を 聞きました。

ヒマラヤゆきのした

きびしい寒さの中、庭で「ヒマラヤゆ きのした」の花が、咲いています。今頃なぜ咲いたのだろう? 「花のほほえみ」より ヒマラヤゆきのした

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒43 「でも・・・おら・・・私の家は、貧 しい。食べていくのが精一杯です。 それに、家柄がちがいすぎます。 だから、どんなにおじょうさまが好き でも、おじょうさまと結婚させてくだ さいとはいえません。 ・・・いや、いっては…

胡蝶蘭

「花のほほえみ」より 胡蝶蘭

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒42 「長者さまにいわれなくとも、私には よくわかっております」 「清太。おまえは、自分が何をいって いるのか、ほんとにわかっているのか」 長者は、腹がたってきました。 清太にというより、長者は自分自身に 腹をたてていたの…

プリムラ

「花のほほえみ」より プリムラ

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒41 「おじょうさまのことなど、おらは何 とも思っていません」、清太がそうい ってくれるのを、長者はひそかに期待 していたのです。 ところが・・・。 「おら・・・いや私は、おじょうさま のことが大好きです。 この家にお世話…