2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「花のほほえみ」より 水芭蕉
火とぼし山17 その夜。 明神さまは、けらいの手長と足長 をよびました。 「明神さま。何かご用でしょうか」 「夜遅く、もうしわけない。早速 じゃが、二人に頼みたいことがあ るのじゃ」 「なんでございましょう」
3月30日 よんだ[童話]赤い夕顔の花を読んだよ 信州の新野に移るんだよ おしまい 赤い夕顔の花1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080330#p1 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあっ…
「花のほほえみ」より クロッカス
火とぼし山16 「ほんとに仲のいいカップルじゃ のぅ。みていても、うらやましい くらいじゃ。 娘の名前は、きよ。青年の名前は、 次郎というのか。やさしそうな、 感じのいい娘じゃのぅ。 娘のあのうれしそうな顔。なんて すてきな笑顔だろう」
3月28日 よんだ[童話]チャック先生を読んだしずかに先生の話をきけるんだよ おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「チャック先生」を連載しています。 チャック先生6 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080329#p1
「花のほほえみ」より ヒマラヤゆきのしたのつぼみ
火とぼし山15 「私、一分でも早く、次郎さんに 会いたかったから」 「きよちゃん。湖の氷は、まだ薄 い。氷が割れたら、どうするの。 こんな寒い夜、湖に落ちたら死ん でしまうよ。たのむから、危険な ことはしないでね」 次郎は、きよのことが心配でした。
3月28日 よんだ[童話]チャック先生を読んだ 机につくのかー おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「チャック先生」を連載しています。 チャック先生5 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080328#p1
花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/ 「はてなフォトライフ」の 「花のほほえみ1」を、更新しま した。 梅・さんしゅゆ・福寿草の花の写 真を追加しました。 「花のほほえみ2」も、どうぞ。 花のほほえみ2 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/
「花のほほえみ」より 福寿草のつぼみ
火とぼし山14 「みしっ」 「ばりっ」 娘が歩くたびに、氷の割れる音が します。 「あぶない」 「そっちへ行ってはだめ」 明神さまは、はらはらしながら、 娘の後をついていきました。
「花のほほえみ」より 水仙
火とぼし山13 今日は、次郎と会う日。 きよは、湖の氷の上を歩いていこ うと思いました。 でも、湖の氷は薄く、氷の上にの ぼると、「みしっ」「ばりっ」と音 がします。 こんな寒い日に、湖に落ちれば死 んでしまいます。 きよは、氷の厚そうな所をみつけ…
3月26日 かんそう[童話]チャック先生を読んだ 口をしめるんだよ おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「チャック先生」を連載しています。 チャック先生3 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080326#p1
「花のほほえみ」より むすかり
火とぼし山12 「若いから、平気よ。じゃあ、帰 るわ。次郎さん。今度はいつ会え るの」 「十日後、会おう」 「十日後なんて、いや。私、毎晩 でも次郎さんに会いたい。 だって、引っ越しをする前は、毎 日次郎さんと会っていたんだもの」 きよが、さみしそ…
「花のほほえみ」より パンジー
火とぼし山11 「きよちゃん。よく知っているね」 「ばあちゃんから聞いたの。ばあ ちゃんの家でも、蚕を飼っている から」 「そうか」 「次郎さん。野良の仕事は、疲れ るでしょ」 「なれない仕事だから疲れる。 夜になると、体中が痛くて」 次郎が、腰を…
3月24日 かんそう[童話]チャック先生を読んだよ 大学を卒業するみたい おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「チャック先生」を連載しています。 チャック先生1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080324#p1
「花のほほえみ」より パンジー
火とぼし山10 「その梅ぼし、私がつけたのよ」 「へえー。上手につかっているね。 きよちゃん。このむすび、温かい けれど、どうしたの」 「私、手で温めながら、歩いてき たの」 二人は、ならんでむすびを食べま した。
3月22日 よんだ[童話]井戸で鳴く黄金色のにわとり を読んだよ 戦をするみたい おしまい 井戸で鳴く黄金色のにわとり22 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080323#p1 今、みほようこの日記では、 「井戸で鳴く黄金色のにわとり」を 連載しています。 「…
「花のほほえみ」より むすかり
火とぼし山9 次郎の笑顔をみたとたん、きよは 疲れがいっぺんにふきとびました。 「次郎さん。この一週間、とても 長かったわ。時間が止まっている のではないかと思ったくらい」 「おらも」 二人は、再会できたことを、心か ら喜びました。
認めたくない伴侶の死 そうか、もう君はいないのか作者: 城山三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/01/24メディア: ハードカバー購入: 7人 クリック: 97回この商品を含むブログ (88件) を見る
「花のほほえみ」より 君子蘭
火とぼし山8 「あっ、次郎さんだ。約束通り火 をたいてくれたのね。ありがとう。 次郎さん。今、行くから待ってい てね」 きよは、遠くにみえる火をめがけ て、諏訪湖のまわりを足早に歩き ました。
3月21日 かんそう[童話]井戸で鳴く黄金色のにわとり を読んだよ 井戸で鳴くんだよ おしまい 井戸で鳴く黄金色のにわとり20 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080321#p1 今、みほようこの日記では、 「井戸で鳴く黄金色のにわとり」を 連載しています。…
「花のほほえみ」より 百合の花芯