2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ryuuの占い

ryuu占い:無事運まずまず ライオンめざめる―風の神様からのおくりもの〈4〉 (風の神様からのおくりもの (4))作者: みほようこ,長野ひろかず出版社/メーカー: 鳥影社発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 34回この商品を含むブログ (158件) を見るおと…

野沢菜

「花のほほえみ」より 野沢菜

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女12 「山彦さん、おせじをいわないで」 「本当だよ。きみの顔は、なんともいえない優しい 顔だ。きみの心の優しさが、そのまま顔にでている」 「でも・・・今水面に顔をうつしてみたら、私はと てもみにくい顔をしていたわ」 「それ…

みほようこ小さな童話館

みほようこ小さな童話館 http://www.geocities.jp/dowakan/index.html 1 みほようこの四冊の童話集の紹介 ・ 風の神様からのおくりもの http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu1.html 風の神様からのおくりもの―諏訪の童話作者: みほようこ,長野ひろか…

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女11 すると、水面にはかわいい顔がうつっています。 「あら、ほんとうにかわいい顔」 かきつばたは、うっとりしながら、 水面にうつった自分の顔をながめていました。 ところが・・・。 そこへ「ぴゅぅー」と強い風がふいてきました…

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女10 そんなある日。 「今日こそ、山彦に会えますように」 かきつばたは祈るような気持で、山彦と初めて 会った沼のほとりで、山彦がやってくるのをじ っと待っていました。 すると・・・。 草原のむこうから、山彦が走ってくるではあ…

そばの実

みなさんは「そば」が好きですか。今日は、そばの実を紹介します。 「花のほほえみ」より そばの実

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女9 「少女の頃、私は霧が峰で人間の少年に会ったの。 そして、その少年と何度か会ううちに、おたがい に好きになったわ。でも・・・今もそうだけれど、 人間の男性と女神は、結婚することは許されてい なかったの。だから、私はその人…

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三冊目の童話。 昨年(17年)九月、「鳥影社」から発行されま した。 人はなくなると その人の魂はどこへ行くのでしようか? ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)作者: みほようこ,長野ひろかず出版社/メーカー: 鳥影…

ライオンめざめる

「ライオンめざめる」は、みほようこの四冊目 の童話集。 今年十月七日、「鳥影社」から発行されました。 昨日、みほようこのページでも紹介しましたが、 私のページへコメントをくださる作太郎さんが、 みほようこの四冊目の童話集・「ライオンめざ める」…

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女8 「そうね、早く帰って、おばさまにきすげの花をみ てもらうわ」 「おばさまが一日も早く元気になると良いね」 山彦は、そういってはげましてくれました。 二人は心をひかれながらも、その日は少し話をした だけで、別れました。 そ…

つたの紅葉

「花のほほえみ」より つたの紅葉

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女7 「霧が峰へ行くと、えものを追って走っている、足 の早い少年がいる。色は黒いけれど、とてもりりし い少年だ」と。 かきつばたも「いつか山彦に会いたいな」と思って いました。 かきつばたは、人間の少年を、遠くからみたことは …

まゆみの実

「花のほほえみ」より まゆみの実 完熟

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女6 「こんにちは。すごい霧だったね」 少年が、にこにこしながら近づいてきました。 「こんにちは。すごい霧でびっくりしたわ。もう 家に帰れないのではないかと思ったわ」 かきつばたは、ほっとした顔でいいました。 「みかけない顔…

童話]風の神様からのおくりもの

神様を さがしたけれど 香りかも わが家のBlogPet「ryuu」の句 「風の神様からのおくりもの」は、みほようこの 初めての童話集。 信州諏訪の「風の神様」から聞いたお話をまとめ たもの。 2001年、「鳥影社」から発行されました。 心を病む兄のために、…

小菊

「花のほほえみ」より 小菊

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女5 かきつばたは、いそいで家に帰ろうと思いました。 しかし、濃い霧のため、一寸先もみえません。 とほうにくれたかきつばたは、沼のほとりで、霧 が晴れるのをじっと待ちました。 「おとうさま、ごめんなさい。私はおとうさまと の…

諏訪の童話

「諏訪の童話」 みほようこの童話集 「風の神様からのおくりものシリーズ」は、信州 諏訪の「風の神様」から聞いたお話をまとめたもの。 十月七日発行された「ライオンめざめる」で、「風 の神様からのおくりものシリーズ」も、四冊になり ました。 最初は、…

よめな

「花のほほえみ」より よめな

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女4 「かきつばた、きすげの花はね、私が少女だった ころ、大好きだった人から、初めてもらった花なの。 その人は、ふもとの村に住んでいる人間の少年だっ た。私は、その少年と何度も霧が峰へ行ったわ。と ても楽しかった。なくなる前…

ryuu占い

ryuu占い:池白駒運良し 池白駒諏訪を舞台に、美しい挿絵を添えて描 かれる心温まる創作童話。 ryuu占い監修:ryuu りゅうは、みほようこの童話集を紹介してくれ たのだね。ありがとう。 でも、「池白駒」ではなく、「信州」だよ。 信州諏訪を舞台に、長野ひ…

秋のとりいれ

秋のとりいれ(脱穀) わが町では、稲刈りはほとんどがコンバイン。 ほんのわずかですが、はざを作り、稲の天日干し をしている農家もあります。 手間をかけたお米、美味しいでしょうね。 その様子を、遠くからそっと撮影させてもらいま した。

かきつばたになった少女

「かきつばたになった少女」は、信州の霧ケ峰 高原に伝わっている「かきつばた」の話をヒン トにして、みほようこが書いた物語。 かきつばたになった少女3 梅雨があけた七月のある日。 その日は、からりと晴れた良い天気でした。 かきつばたは、一人で霧が峰…

りんご

「花のほほえみ」より りんご

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女2 かきつばたのそばにいると、どの人もほっとし、 心がなごみました。 そんな少女だったので、神様や女神さまたちから、 「かきつばた、かきつばた」といって、かわいが られています。 「この間、霧が峰へ行ったら、女神さまのよう…

ぼけの実

庭のぼけの木に、大きな実が一つ。 直径六センチ位の大きな実でした。 ホワイトリカーで、ぼけの実をつけると、ブラ ンデーのような良い香りの果実酒ができます。 今年も漬けてみよう。 「花のほほえみ」より ぼけの実

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女1 昔、昔、ずぅーと昔。 神様が私たち人間と同じ国に住んでおられた頃 のお話です。 八ヶ岳のふもとの高原には、おおぜいの女神さ またちが住んでいました。 その中に、「かきつばた」という名前の、美し い少女がいます。 かきつば…

竜神になった三郎

「竜神になった三郎」は、七年に一度おこなわれる 「諏訪大社」の「御柱祭」にあわせ、2004年4月、 「鳥影社」から、発行されました。 「竜神になった三郎」は、みほようこの二冊目の 童話集。 風の神様からのおくりものシリーズ2。 諏訪地方に伝わっ…

「花のほほえみ」より 柿