８月３１日 かんそう[童話]笛の音よ、永久にひびけを読んだ 顔をしかめるんだよ おしまい 笛の音よ、永久にひびけ１０ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100830#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100821#p2 「笛の音よ、…

竜の姿をみた少女３６ かなの目には、諏訪湖のほとり で手をふっている、着物姿の美 しい人がみえました。 「あのかたが、おじいさんの奥 さまなのね」 「そうじゃ。あれが、わしのじま んの妻じゃ。 どうじゃ、美しい人じゃろう。 姿が美しいだけでなく、妻…

８月３０日 かんそう[童話]笛の音よ、永久にひびけを読んだ 切りたおすんだよ おしまい 笛の音よ、永久にひびけ９ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100829#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100821#p2 「笛の音よ、永久…

竜の姿をみた少女３５ いくつもの山、いくつもの里を こえて、二人は諏訪湖へむかっ てとんでいきます。 はるかむこうに、諏訪湖がみえ てきました。 「かな。もうすぐ諏訪湖へつく ぞー」 おじいさんがいいました。 諏訪湖は、太陽にあたり、きらっ きらっ…

８月２８日 よんだ[童話]笛の音よ、永久にひびけを読んだ 森でスキー大会を行うのかー おしまい 笛の音よ、永久にひびけ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100827#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100821#p2 「笛の音よ…

竜の姿をみた少女３４ 「そうじゃ。竜がいると信じて いるかなに、どうしても会いた いらしい。 さあ、かな。わしの背中にお乗り。 妻が待っている諏訪湖へ行こう。 すぐもどってくるから、心配し なくてもだいじょうぶだじゃ」 おじいさんは、そういいまし…

８月２７日 よんだ[童話]笛の音よ、永久にひびけを読んだよ 声が聞こえるみたい おしまい 笛の音よ、永久にひびけ６ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100826#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100821#p2 「笛の音よ、永…

竜の姿をみた少女３３ 「おじいさんは、奥さまに会え たの」 「会えたよ。十数年ぶりに、諏 訪湖で妻と会うことができた」 「会えてよかったね。 おじいさん、うれしかったでしょ」 「そりゃあ、うれしかった。 ずっと妻に会いたいと思っていた からのぅ」 …

竜の姿をみた少女３２ わしは、「おっかあ、おっかあー、 どこにいるー。 いたら返事をしてくりょー」とさ けびながら、妻をさがして歩いた」 「奥さまは、どうしていなくなっ たのですか」 「妻は、何ｶ月も、わしをさがした らしい。 でも、わしをみつける…

８月２５日 よんだ[童話]笛の音よ、永久にひびけを読んだ 永久にひびくんだよ おしまい 笛の音よ、永久にひびけ５ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100825#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100821#p2 「笛の音よ、永久…

竜の姿をみた少女３１ 「さあ・・・なぜ竜になってしまっ たのだろうね。わしにも、わからん。 神様も、竜になったわけを教えてく れないのでのぅ」 「奥さまも、竜になったのですか」 「ああ、妻も竜になってしまった。 わしと妻は、諏訪湖のほとりで会っ …

竜の姿をみた少女３０ 「かあちゃんは、あちらの国へ 行っても、やっぱり花が好きな んだね」 かなは、おかあさんの姿をみて、 胸がいっぱいになりました。 「かな。残念だが、時間じゃ。 おかあさんの元気な姿をみるこ とができて、よかったのぅ」 「おじい…

「花のほほえみ」より ようしゅやまごぼう

竜の姿をみた少女２９ 「じゃあ、私のかあちゃんの姿も、 みえますか」 「ああ、みえるとも。 おかあさんの姿がみたいかい」 「はい」 かなは、大きくうなずきました。 「では、ほんのちょっと、おかあ さんの姿をみせてあげよう。 しっかり目をあけてみるの…

竜の姿をみた少女２８ 「おじいさん。おじいさんの胸か らもれている光は、なんですか」 「かなは、この光がみえるのじゃな」 「はい、みえます。 黄金色の美しい光がみえます」 「そうか。みえるのか」 おじいさんは、ふところから黄金 色の玉をとりだしま…

「花のほほえみ」より ぎぼし

竜の姿をみた少女２７ わしらは、地震や竜巻・台風など の、天変地異にもかかわっている のじゃ。 このごろは、世界の各地で、地震 や竜巻などによる大きな災いがお こっているね。 なぜ大きな災いがおこるか、知 っているか」 「知りません」 「人間たちの…

８月２０日 かんそう[植物]露草を読んだ 花がほほえむのかー おしまい 露草 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100820#p1

「花のほほえみ」より アスター

竜の姿をみた少女２６ 「雨や雪も？」 「そうじゃ。わしらは、雨を降ら せ、風を吹かせて、米や野菜など がたくさんとれるように、人間た ちに力をかしているのじゃ」 「おじいさん。昨夜、すごい雷が なったわ。 ごろごろっと大きな音がして、ぴ かぴかっと…

「花のほほえみ」より ぎぼし

竜の姿をみた少女２５ 「竜が吹いているのじゃ」 「竜が？」 「そう、神様の許しをえて、わし らが吹いているのじゃ。 風といっても、いろいろな風があ るね。どんな風があるかな」 「五月、青葉が美しいころに吹く 風。私、この風が大好き」 「その風を、な…

８月１９日 かんそう[植物]ぎぼしを読んだ 花がほほえむのかー おしまい ぎぼし http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100818#p1

竜の姿をみた少女２４ 「おじいさん。最後は、どんな色 になるの」 「最後の色か。かなは、いろいろ なことに興味があるのだね」 「とうちゃんに話をしてあげよう と思って」 「きびしい修行を、何万年も続け ると、体の色が真っ白になるのじゃ。 わしも、し…

８月１７日 よんだ[植物]夏水仙を読んだ 花がほほえむんだよ おしまい 夏水仙 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100817#p1

「花のほほえみ」より 夏水仙

「花のほほえみ」より ひまわり

竜の姿をみた少女２３ 「いや、生まれたばかりの竜は、 茶色じゃ。 竜の赤ちゃんは、かわいいよ。 小さなうちは、おかあさんのも とで育てられる。 少し大きくなると、池の修行場 へ行くのじゃ」 「修行場って？」 「ほら、人間のこどもも、幼稚 園や学校へ…

８月１５日 よんだ[童話]ふしぎな鈴を読んだ 丘の桃の花が満開になるんだよ おしまい ふしぎな鈴６２ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100814#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20100610#p1 「ふしぎな鈴」は、みほようこ…

「花のほほえみ」より とるこききょう