2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女3 「ねぇ、とうちゃん。村に伝わってい る竜の話って、どんな話なの」 「じゃあ、今日は、竜になった三郎の 話をしてあげよう」 おとうさんは、湖のまわりを歩きなが ら、竜になった三郎の話をしてくれま した。

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女2 「とうちゃん。今、何か声が聞こえな かった?」 「いやー、何も。何か聞こえたかい」 「おっかあ、おっかあーという声が、 聞こえたの」 「そうか。とうちゃんも、しらかば湖 でつりをしていた時、『おっかあ、お っかあー。どこにいる…

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女1 たてしな山は、「諏訪富士」とよばれ、 大昔から佐久や諏訪の人々に愛されて きました。 山のふもと、茅野の里に、しらかば湖 という美しい湖があります。 音無川をせきとめてつくられた、人造 の湖でした。

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒80 「きよ。清太の姿をみることができて、 よかったね。さみしくなったら、この 湖へきなさい」 どこからか、女神さまのやさしい声が 聞こえてきました。

りゅうのひみつ日記

1月26日 かんそう[童話]守屋山に黄金色の花が咲いたを 読んだよ 守屋山につくみたい おしまい 守屋山に黄金色の花が咲いた5 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080126#p1 みほようこの日記では、 童話「守屋山に黄金色の花が咲いた」 を連載しています。…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒79 「ぱか、ぱかっ、ぱか」 どこからかひずめの音が聞こえてきま した。 「ひひーん」 「ひひーん」 「おや? あの声は、たしか白駒の声・・・」

りゅうのひみつ日記

1月25日 かんそう[童話]守屋山に黄金色の花が咲いたを 読んだよ少女は黄金色の花をみつけるんだよ おしまい 守屋山に黄金色の花が咲いた1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080122#p1 守屋山に黄金色の花が咲いた2 http://d.hatena.ne.jp/youko510/200…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒78 「きよさん。つきましたよ」 「わぁー、きれい!! 美しい湖ね。 紅葉もすてきね」 「きよさん。今の季節が、一番美しい ですよ」 「白駒。清太さんの姿がみえる場所は、 どこなの?」 「ここですよ。ここにすわって、心を 静…

「風の神様からのおくりもの」シリーズ

みほようこが書いた「信州諏訪の童話」 を紹介します。 信州諏訪の「風の神様」から聞いたお話。 「風の神様からのおくりもの」シリーズ 1 ライオンめざめる ライオンめざめる―風の神様からのおくりもの〈4〉 (風の神様からのおくりもの (4))作者: みほよう…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒77 「では、白駒。清太の姿がみえる場所 へ、案内してあげなさい」 女神さまは、白駒にいいました。 「じゃあ、きよさん。行きましょうか」 白駒は、野をこえ、里をこえ走ってい きます。

りゅうのひみつ日記

1月23日 かんそう[童話]守屋山に黄金色の花が咲いたを 読んだ 守屋山に黄金色の花が咲くんだよ おしまい 守屋山に黄金色の花が咲いた1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080122#p1 守屋山に黄金色の花が咲いた2 http://d.hatena.ne.jp/youko510/200801…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒76 「女神さま。私の使命は、何でしょう か?」 「心をしずめ、自分の心に聞いてみな さい。そうすれば、自分の使命がなに かわかります。

雪んこの舞

信州の伊那谷では、今 雪が降ってい ます。今冬三度目の雪。 今年は雪が降らなくていいな・・・と思 っていたけれど、やっぱり降るのですね。 午後は、雪かきをしなくては・・・。 雪といえば、みほようこの童話 「雪んこの舞」を、どうぞ。 雪んこの舞 http…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒75 「じゃあ、清太さんは、もうこの世に はいないのですね」 「清太は、もうこの世にはいません。 私たちの国で、心静かに暮らしています。 あなたと暮らした八年間は、とても楽 しかったといっていましたよ」

りゅうのひみつ日記

1月22日 よんだ[童話]守屋山に黄金色の花が咲いたを 読んだ 黄金色の花が咲くんだよ おしまい 守屋山に黄金色の花が咲いた1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080122#p1 みほようこの日記では、 童話「守屋山に黄金色の花が咲いた」を 連載しています。…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒74 清太の場合は、この世での使命がほと んど終わっていました。 だから、諏訪の神様の許しを得て、私 がこちらの国へつれてきたのです」 「清太には、もう少しこちらの国で暮 らしてほしかったのですが、食べては いけない木の実…

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三 冊目の童話。 ふしぎな鈴 裏表紙 人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html 「朝顔のエスカレーター」「お月さま の耳かざり」の章は、小学校の…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒73 「自殺をすると、そんなに長い間暗闇 の中で暮らすのですか?」 「そうです。自殺は、自分さえよけれ ば、自分さえ楽になればというエゴの 塊なのです。

ライオンめざめる

ライオンめざめる1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20061104#p1 「次の日」「次の日」とクリックすれば、 「ライオンめざめる」を続けて読むこ とができます。 かなは、七才の誕生日に、おとうさん からライオンのロケットをプレゼント されました。 ところが…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒72 「きよと清太は、こちらの国にいた時、 とても仲のいい夫婦だったのですよ。 だから、初めて会った時、強く心をひ かれたのでしょうね」 「だから、清太さんが大好きだったの ですね。清太さんは、今どうしている のでしょうか」

りゅうのひみつ日記

1月19日 よんだ [童話]火とぼし山を読んだよ ぶっきらぼうにいうみたい おしまい 火とぼし山53 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080119#p1 今、みほようこの日記では、 童話「火とぼし山」を連載しています。 「おみわたり」で有名な信州の諏訪湖 に…

黄金色のまゆ玉

「黄金色のまゆ玉」 星のきれいな夜でした。 みしっ、みしっ。 ぱりっ。 バリバリッ。 ばしゃっ。 諏訪湖の方から、大きな音が聞こえて きました。 「何の音だろう?」 つづきは、こちら。 http://www.geocities.jp/dowakan/mayudama1.html

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒71 「私に、祈りの大切さを教えてくれた のは、母でした。 母は、毎朝神棚に向かって、みんなが 無事にくらせますように・・・と祈って いました。そんな母の姿をみて、私は 育ちました」

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三 冊目の童話。 ふしぎな鈴 裏表紙 人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html 「朝顔のエスカレーター」「お月さま の耳かざり」の章は、小学校の…

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒70 「先日、ゆうすげの花をみにきた時、 清太さんから白駒のことを聞き、びっ くりしました」 白駒が女神さまの馬だと知り、きよは 驚きました。

童話集「ライオンめざめる」

童話集「ライオンめざめる」は、 みほようこの四冊目の童話集。 信州諏訪の「風の神様」から聞いた お話が三つ収録されています。 ・ ライオンめざめる ・ 笛の音よ、永久にひびけ ・ かきつばたになった少女 ライオンめざめる 風の神様からのおくりもの4 [ …

きよと清太と、そして白駒69

きよと清太と、そして白駒69 きよが、ちょうにみとれていると、ど こからかやさしい声が聞こえてきました。 「きよ。私は、八ヶ岳に住んでいる女 神です。私の愛馬・白駒を、長い間大 切に育ててくれてありがとう。

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒68 「清太さん。おぼえている? 秋にな ると、ここへ松虫草の花をみにきたね。 清太さん。今、どこにいるの? なぜ、私の前から姿を消してしまった の。

たんぽぽ

「花のほほえみ」より たんぽぽ

きよと清太と、そして白駒

きよと清太と、そして白駒67 「そう、いつも行く霧ケ峰高原へ行き ましょう。 高原では、今松虫草の花がきれいに咲 いています。私は、きよさんに一日も 早く元気になってほしいのです」 白駒がいいました。