2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

おみなえし

「花のほほえみ」より おみなえし

朝顔のエスカレーター

朝顔のエスカレーター3 時間がたつにつれ、おとうさんの体が、だ んだんに冷たくなっていきました。 「とうちゃん、とうちゃん。目をあけて。 ねえ、とうちゃん、おきて…」 かなはおとうさんの体にしがみつき、体を ゆすりました。

たまのかんざし

「花のほほえみ」より たまのかんざし

朝顔のエスカレーター

朝顔のエスカレーター2 「かな、おじいちゃんとおばあちゃんに、 かわいがってもらったことを、いつまでも 忘れないようにね。元気で明るく生きてい くのだよ」 おとうさんはいいました。 そして、桃の実の形をした鈴を、かなにく れました。

りゅうのひみつ日記

7月29日 おぼえてる さいきんおぼえた 赤とんぼ とうさん 木 おしまい りゅうは、みほようこの日記を読み、 赤とんぼということばをおぼえたのだね。 数年前までは、秋になると、赤とんぼがた くさんとんでいました。 でも、この頃は、田舎でも赤とんぼの…

たまのかんざしつぼみ

「花のほほえみ」より たまのかんざしつぼみ

朝顔のエスカレーター

朝顔のエスカレーター1 窓をあけると、目の前に南アルプスの山々 が美しくみえます。 かなは、おとうさんとおかあさんと、三人 で暮らしています。 おとうさんは、町の小学校へつとめていま す。花や小鳥が好きな、やさしい人でした。

ryuu占い

ryuu占い:人々運上昇中 遠く人々の村までひびきわたりますでしょう ryuu占い監修:ryuu りゅう、「人々運上昇中」なんて、うれし いね。 おおぜいのこどもたちに、童話「笛の音よ、 永久にひびけ」を 読んでもらえるといいね。 りゅうが占ってくれた箇所 若…

ふしぎな鈴

この写真は、みほようこの三冊目の童話・ 「ふしぎな鈴」の裏表紙と帯。 ふしぎな鈴「校長先生と桜の鈴」の章の挿絵。 挿絵は、長野ひろかず先生。 「かな、いいものをあげよう。桜の鈴だよ。 ほら、良い音がするだろう」 「リーン・リーン・リーン」 校長先…

じいじとせみ

じいじとせみ6 次の日の夜。 じいじは、ばあばに見守られて、遠い国へ 旅立ちました。 そうしきの日。 「みーん、ミーン、ミーン」と、せみがに ぎやかに鳴いていました。

しゅうかいどう

「花のほほえみ」より しゅうかいどう

じいじとせみ

じいじとせみ5 ばあばが急いで病院へかけつけると、じい じは真っ青な顔でベッドに横になっていま した。 「ぼうやに、このせみをわたしておくれ」 そういって、じいじは、紙袋に入ったせみ をわたしました。

紫式部の実(緑)

「花のほほえみ」より 紫式部の実(緑)

じいじとせみ

じいじとせみ4 ぼうやは、じいじの顔を見て、にっこり笑 いました。 あどけないほほえみでした。 「ぼうやにせみをとってあげなくては…」 じいじは、思いついたように、急に立ちあ がりました。

ほたるぶくろ

「花のほほえみ」より ほたるぶくろ

じいじとせみ

じいじとせみ3 強い雨が降った次の日。 まちにまったまごが生まれました。 じいじによくにた男の子です。 男の子は、じいじにとって、初めてのまご でした。

ふしぎな鈴

人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html 「ふしぎな鈴」は、みほようこの三冊目の 童話。 一昨年(2005年)九月、「鳥影社」か ら発行されました。 リーン・リーン・リーン……

しゅうかいどうのつぼみ

「花のほほえみ」より しゅうかいどうのつぼみ

じいじとせみ

じいじとせみ2 「六年も土の中にいたのだもの、せみだって 元気に鳴きたいだろう。 そうだ。まごが生まれたら、せみの声を聞か せてあげよう」 じいじは、もうすぐ生まれるまごを、楽しみ にして待っています。

りゅうのひみつ日記

7月22日 おぼえたい さいきんおぼえたことば 木 音 永久 おしまい りゅうは、みほようこの日記を 読み、このことばをおぼえたのだね。 この三つのことばは、童話「笛の音よ、 永久にひびけ」にでてくることばだよ。 童話「笛の音よ、永久にひびけ」は、ス…

じいじとせみ

じいじとせみ1 夏の昼さがり。 「ぱさっ」 庭の松の木に、何かとまりました。 「みーん、ミーン、ミーン」 とつぜん、せみが鳴き始めました。

童話集「風の神様からのおくりもの」

わが家のBlogPet「ryuu」が、みほようこの日記 を読みよんだ句。 童話集「風の神様からのおくりもの」は、 みほようこの初めての童話集。 信州諏訪の「風の神様」から聞いたお話。 2001年8月、「鳥影社」から発行されまし た。 童話集「風の神様からのお…

ききょう

「花のほほえみ」より ききょう

富士山のすきな少女

富士山のすきな少女6 この首かざりを身につけていると、どんな 苦しいことも、悲しいことも、乗りこえら れますよ。 これからも、おじいさんを大切にしてあげ てくださいね」 そういいながら、このはなさくや姫は、か なの首に、首かざりをつけてくれました…

童話集「竜神になった三郎」

わが家のBlogPet「ryuu」が、みほようこの日記 を読みよんだ句。 童話集「竜神になった三郎」は、みほようこの 二冊目の童話集。 信州諏訪の「風の神様」から聞いたお話。 2004年4月、「鳥影社」から発行されまし た。 童話集「竜神になった三郎」 http:/…

金水引

「花のほほえみ」より 金水引

富士山のすきな少女

富士山のすきな少女5 湖面をみると、富士山と黄金色の太陽が、 さかさに映っています。 その時、うす青色の富士山が、「ぱっ」と あざやかな桃色に変わりました。 そして、桜の花の良い香りが、ぷーんとし てきました。

ryuu占い

ryuu占い:童話運良し ryuu占い監修:ryuu りゅう、「童話運良し」だなんて、うれし いね。 夏休みももうすぐ。 みほようこの童話集を、おおぜいのこども たちによんでもらえるといいね。 みほようこ童話集「風の神様からのおくりもの」シリーズ1−4信州諏訪…

ベニシジミ

「花のほほえみ」より ベニシジミ

富士山のすきな少女

富士山のすきな少女4 どの位の時間が過ぎたのでしょうか。 富士山にかかっていた厚い黒い雲が、何かに ひっぱられるように「すぅーっ」と、二人の 目の前から消えていきました。