2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和63年お年玉年賀切手
昭和64年お年玉年賀切手
平成二年お年玉年賀切手
平成三年お年玉年賀切手
平成四年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 10 二週間後、ぼくの悪いくせもなおった。 でも、あーちゃんがぼくの食器に手を 入れると、弟や妹にごはんを食べられた 時のことを思い出し、つい「うー」とい いたくなる。 ぼくが「うー」というと、あーちゃんに しから…
平成五年お年玉年賀切手
平成六年お年玉年賀切手
平成七年お年玉年賀切手
平成八年お年玉年賀切手
平成九年お年玉年賀切手
平成10年お年玉年賀切手
平成11年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 9 5 「さわるな、これはぼくのごはんだ」 ぼくには一つだけ悪いくせがあった。 あーちゃんがごはんを運んでくると、 ぼくは食器の中へすばやく手を入れて しまうのだ。 なぜ手を入れるようになったかというと、 ぼくには弟…
平成12年お年玉年賀切手
平成13年お年玉年賀切手
平成14年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 8 「ぼくの名前は、何なの?」 ぼくは、二人にこうぎした。 何日かして、ぼくの名前は「りゅう」と 決まった。 「りゅう、りゅうー」 あーちゃんとこうちゃんが、ぼくをよぶ。 「なんだか勇ましい名前だな」 そう思ったが…
平成15年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 7 そして、雑巾を持ってきて、すばやく ふいた。 これが、ぼくとあーちゃんとの初めて の出会いだった。 4 「ぼくの名前は?」 「太郎、太郎ー」 「二郎、二郎ー」 「まろー、まろ」 あーちゃんは、ぼくをいろいろな名前 …
平成18年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 6 ぼくは先生にだかれて、その家へ入って いった。 「まあ、かわいい犬」 奥さんはそういって、ぼくをやさしくだ いてくれた。 やさしそうなめがねをかけた人だった。 やさしそうに見えたけれど、本当はきび しい人だとい…
平成19年お年玉年賀切手
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 5 ぼくは、朝からそわそわしていた。 「その家へ行ったら、うんとかわいがっ てもらうのだよ。 おまえはきついから、 気をつけないと・・・ね。 元気でくら すのだよ」 かあちゃんは、別れぎわにぼくにいった。 「かあちゃ…
平成23年お年玉年賀切手
平成21年お年玉年賀切手
「花のほほえみ」より ぼたんの芽
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 4 ぼく、うれしかったな。 早く大きくな って、その家へ行こうっと。 ぼくのかあちゃんも、この家の人たちも、 みんなぼくをかわいがってくれた。 とくに少女は、うんとぼくをかわいがっ てくれた。 うれしかったな。 一方…
愛犬「りゅう」 ばいばい、またね 3 「先生が・・・というより、奥さんが 犬をかいたいんだって。奥さんはお茶 を教えているそうよ」 「お茶って、何だろう?」 ぼくは、かあちゃんのおなかの中で、そ っとつぶやいた。 ぼく、その家へ行きたいな。でも・・…