2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
赤い猪 3 高皇産霊神は、蚶貝媛(きさがいひめ)、 蛤貝媛(うむがいひめ)と名のついた、 赤貝と蛤をよび、二人を下界へ送りま した。 二人が下界へおりると、大国主命はま っ黒こげになって倒れていました。 すでに息はありません。 赤貝は、さっそく自分…
赤い猪 2 下で待っていた大国主命は、猪だと思い、 真っ赤に焼けた石にかけよりました。 そして、その石をしっかり受けとめました。 「あっ」 声をあげた時には、大国主命の体は、赤 く焼けた石の膚に、ぴたりとこびりつい てしまいました。 そして、大国主…
赤い猪 1 八十神たちは、大国主命を殺そうと、 伯耆の国の手間の山へつれて行きま した。 「この山には、赤い猪がいる。 わし らが、山の上から猪を追いおとすから、 おまえは下にいて、その猪をつかまえろ。 もし猪を逃がしたら、おまえを殺して しまうぞ…
「古事記」にでてくる「いなばの白うさぎ」 の物語を読んでいただきありがとうござい ました。 いなばの白うさぎ 1http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130122#p1 いなばの白うさぎ 2http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20130123#p1 いなばの白うさぎ 3http://d.…
いなばの白うさぎ 6 まもなく、八十神たちは、八上媛の所へ 着きました。 そして、代わる代わる、「私のお嫁さん になってください」とお願いしました。 ところが、姫は「私は、あそこにいる大 国主命さまのお嫁さんにしていただきま す」と、いいました。 …
いなばの白うさぎ 5 そういうと、うさぎはまた「うわーん、 わーん。いたいよー、いたいよー」と、 大声で泣きだしました。 話を聞いた大国主命は、かわいそうに 思い、 「川口へ行き、真水で体をよく洗って、 がまの穂を敷き、寝ころんでいなさい。 そうす…
いなばの白うさぎ 4 私は、十・五十・八十・百・二百・・・と 数えながら、わにの背中の上を、ぴょん ぴょんと渡っていきました。 そして、も う一足で海岸へあがろうとした時、ゆだん して大声でさけんでしまったのです。 「やーい、やーい。まぬけなわに…
いなばの白うさぎ 3 すると、一番後から通りかかった大国主命 が、「うさぎよ、なぜ泣いているんだね」 と、聞きました。 「私は、隠岐の島に住んでいるうさぎです。 なんとかして本土へ渡ろうと思い、わにを だましました。 「どうやって、わにをだました…
いなばの白うさぎ 2 それをみた八十神たちは、 「おい、うさぎよ。毛をはやしたければ、 海の水につかり、高い山の上で風に吹か れて寝ているがいい。 そうすれば、す ぐ毛がはえてくるだろう」と、からかい ました。 うさぎはそのことばを信じ、さっそく海…
いなばの白うさぎ 1 大国主命には、八十神といって、おお ぜいの兄弟がおりました。 八十神たちは、因幡の国に、八上媛 (やがみひめ)という美しい女の人が いると聞き、みんなで因幡の国へ出か けることにしました。 そして、大国主命がおとなしいのをい…
「花のほほえみ」より 南アルプス
「花のほほえみ」より 山(諏訪方面)
「花のほほえみ」より 雪
「花のほほえみ」より 雪
「花のほほえみ」より 雪
中央アルプス 諏訪方面の山
童話集「ライオンめざめる」あとがき 「風の神様からのおくりものシリー ズ」も、今回で四冊目になりました。 このシリーズは、信州諏訪の「風の 神様」から聞いたお話をまとめたも のです。 私は、霧ケ峰高原が大好きです。 若い時には、れんげつつじ・日光…
http://f.hatena.ne.jp/youko510/t/%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/t/%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9
「花のほほえみ」より 梅つぼみ わが町で一番早く咲く「梅のつぼみ」。 今年は、いつ花が咲くのかしら。
「花のほほえみ」より つげの「雪つり」
「花のほほえみ」より 松の「雪つり」
「花のほほえみ」より ヤブランの実
人はなくなると、その人の魂は、 どこへ行くのでしょうか? 大好きな父がなくなった夜、私は 不思議な体験をしました。 父の魂が、美しい黄金色の鳥にの って、どこかへとんでいくのをみ ました。 神様は「人はなくなっても、その 人の魂は、永遠に生き続け…
「風の神様からのおくりもの」は、 みほようこの初めての童話集。 2001年8月、鳥影社から発行 されました。 「風の神様からのおくりもの」 あとがき 私は、昭和五十四年春から三年間、 「御柱」で有名な諏訪大社・上社 の近くの教員住宅に住んでいたこ …
「花のほほえみ」より いちいの実
「花のほほえみ」より 白椿
「花のほほえみ」より りゅうのひげの実
みほようこが書いた「福寿草の 童話」を、二つ紹介します。 ・ 守屋山に黄金色の花が咲いた ・ 福寿草になった少女 守屋山に黄金色の花が咲いた http://www.geocities.jp/dowakan/moriyasan1.html 「守屋山に黄金色の花が咲いた」 は、みほようこの初めての…
「花のほほえみ」より 南天の実
花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/ 花のほほえみ2 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/