2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「花のほほえみ」より ぎぼうしつぼみ
赤い夕顔の花が咲いた26 どのくらいの時間がすぎたのでし ょうか。 「お万。お万は・・・無事か」 眠っているはずの盛永が、ぽつり といいました。 「殿様」 「殿様」 犬坊が、盛永に声をかけました。 盛永は、ぐっすり眠っています。 「お万」ということ…
8月30日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだよ 諏訪明神とよぶんだよ おしまい 白駒の池物語24 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080830#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白…
「花のほほえみ」より ぎぼうしつぼみ
赤い夕顔の花が咲いた26 犬坊は、盛永やお万・長五郎とす ごした三年間を、なつかしく思い 出しました。 三人とすごした三年間は、とても 楽しい生活だった。 でも、辛いことも多かったなと、 犬坊は思いました。 盛永さまに気にいられたことで、 家臣たち…
「花のほほえみ」より 夏水仙
赤い夕顔の花が咲いた25 「私は、殿様の身近にいたので、 殿様の良い所も悪い所も知ってお ります。 領民や家臣たちから、殿様のこと を聞くたびに、なぜ領民のことを 思いやることができないのだろう と、残念に思いました。 もう少し領民のことを考えて…
8月28日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだ 寅年に行うんだよ おしまい りゅう、「白駒の池物語」を紹介 してくれてありがとう。さて、寅年に何を行うのでしょうか? こちらのページをどうぞ。 白駒の池物語22 http://d.hatena.ne.jp/youko510/200808…
「花のほほえみ」より いちい実
赤い夕顔の花が咲いた24 「犬坊。おまえは、わしの小姓に なったことを、後悔しているのか」 「いいえ。後悔しておりません。 殿様にも、奥がたのお万さまにも、 かわいがっていただきましたから。 若君の長五郎さまとも仲良しにな れましたし」 「それな…
「花のほほえみ」より 夏水仙
赤い夕顔の花が咲いた23 「殿様。私がみはりをしています。 少し横になってお休みください」 盛永は、わらの上で横になりました。 「犬坊。三年前、おまえに会った のは、この小屋の近くだったのぅ」 「殿様、よくおぼえていますね。 あれは、殿様が鹿狩り…
8月26日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだよ 福寿草の花がきれるんだよ おしまい 白駒の池物語 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080826#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒…
「花のほほえみ」より げんのしょうこ
赤い夕顔の花が咲いた22 殿様が、家臣たちのことを心配し ている。こんな殿様をみたのは、 初めてだ。 城が焼けてしまったので、殿様は 気が弱くなっているのだろうか」 犬坊は、盛永のことが心配でした。 「全員無事だといいですね。 さあ、殿様。追手が…
8月24日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだよ 小川へつれるんだよ おしまい 白駒の池物語18 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080824#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒…
「花のほほえみ」より 夏水仙つぼみ
赤い夕顔の花が咲いた21 重臣たちから、領民のことも少し は考えるようにと忠告されたのに、 その忠告も無視してきた。 わしは、なんて情けない城主だっ たのだろう」 盛永は、目の前で燃えている城を みて、心の中でつぶやきました。 「殿様、どうかなさ…
「花のほほえみ」より むくげ
赤い夕顔の花が咲いた20 後をふりかえると、城がめらめら と燃えています。 「城が燃えている。さっきまで住 んでいた城が燃えている」 盛永が、うわごとのようにいいま した。 「あの城は、領民たちの年貢で建 てた城。その城が、燃えている。 城は、わし…
8月22日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだ 心配かけるのかー おしまい 白駒の池物語17 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080823#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒の池」…
「はてなフォトライフ」の 「花のほほえみ」を、更新しました。 むくげ・ぎぼうし・露草・夏水仙 のつぼみなどを、追加しました。 花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/ 花のほほえみ2 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/ 「花のほほえみ」より む…
「花のほほえみ」より ぎぼうしつぼみ
赤い夕顔の花が咲いた19 「城主の盛永が、逃げだしたぞ。 早くつかまえろ」 下条時氏が、大声でさけびました。 「殿様。さあ、早く。安全な場所 へ逃げましょう。 殿様、だいじょうぶですか」 「犬坊。だいじょうぶじゃ」 盛永と犬坊は、山に向かって必死 …
「花のほほえみ」より おみなえし
赤い夕顔の花が咲いた18 「家臣たちが、城を逃げだしたぞ。 早くつかまえろー」 下條時氏が、大声でどなりました。 家臣たちの後を、下条の兵士たち が追ってきます。 家臣たちは、下条の追手につかま らないように、山に向かって逃げ ました。 逃げる後か…
「花のほほえみ」より 夏水仙
赤い夕顔の花が咲いた17 城のあちこちから、火の手があが りました。 消しても、消しても、次から次へ と火の手があがります。 城の中は、火の海でした。 城内には、煙がもうもうとたちこ めています。 家臣たちは、戦うすべもなく、安 全な場所をさがし、…
8月20日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだ 白駒の様子をみるのかー おしまい 白駒の池物語14 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080820#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒…
富士山のすきな少女 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20060413#p1