2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あずまいちげ

「花のほほえみ」より あずまいちげ

火とぼし山

火とぼし山37 その時。 「次郎さーん。私よー」 どこからか、女の人の声が聞こえ てきました。 みると、桑畑の向こうから、娘が 走ってきました。

しょうじょうばかま

「花のほほえみ」より しょうじょうばかま

火とぼし山

火とぼし山36 次郎さんは、小さな時から、私の ことを思っていてくれると信じて いた。 でも、次郎さんの心の中には、見 合いをした人が住んでいるのでは ないだろうかと、きよは思いました。 次郎さんが、その人を好きになっ たらどうしよう。 私は、次郎…

りゅうのひみつ日記

4月17日 かんそう[童話]赤い夕顔の花を読んだよ 心配するみたい おしまい 赤い夕顔の花19 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080417#p1 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあった「…

プリムラ

「花のほほえみ」より プリムラ

火とぼし山

火とぼし山35 「とてもおもしろい人だった。 会っている間、二人とも笑いっぱ なしだった。その人ね、大きな農 家の一人娘なんだって。 おらに、養子にきてくれないかと いうんだ」 次郎は、見合いをした娘のことを 話してくれました。

りゅうのひみつ日記

4月16日 よんだ[童話]赤い夕顔の花を読んだ 忠告するのだよ おしまい 赤い夕顔の花18 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080416#p1 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあった「権現…

桜の花

「花のほほえみ」より 桜の花

火とぼし山

火とぼし山34 一ヶ月後。 きよと次郎は、再び会いました。 「次郎さん。姪の人と見合いをし たの」 きよが、さりげなく聞きました。 次郎の見合いの話など、きよは聞 きたくありません。 でも、気になってしかたがなかっ たのです。

りゅうのひみつ日記

4月15日 よんだ[童話]赤い夕顔の花を読んだ 城をみるんだよ おしまい 赤い夕顔の花18 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080416#p1 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあった「権現…

桜の花

「花のほほえみ」より 桜の花

火とぼし山

火とぼし山33 「次郎さんは、私と会うのがいやに なったんじゃないの」 きよが、さみしそうにいいました。 「そんなことはない。おらは、き よちゃんと会うのを楽しみにして いる」

りゅうのひみつ日記

4月14日 かんそう[童話]赤い夕顔の花を読んだ 山へ逃げるんだよ おしまい 赤い夕顔の花17 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080415#p1 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあった「…

あんずの花

「花のほほえみ」より あんずの花

火とぼし山

火とぼし山32 「ことわったけれど、どうしても 姪と会ってほしいというんだ」 「次郎さんは、その人と会うつも りなの」 「いや、会うつもりはない。 おらには、きよちゃんという大事 な人がいる。だから、会うつもり はない」 次郎は、きっぱりいいました…

ふしぎな鈴

ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの3 [ みほようこ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(日本)ショップ: 楽天ブックス価格: 1,512円

片栗

「花のほほえみ」より 片栗の花

火とぼし山

火とぼし山31 「きよちゃん」 「次郎さん、何?」 「きよちゃん。おこらないで聞い てくれる」 「何なの、次郎さん」 「きよちゃんには、今まで何でも 話してきた。 おれ、かくしごとをしたくないの で、おもいきって話す。 きよちゃん、おこらないでね」 …

ライオンめざめる

ライオンめざめる 風の神様からのおくりもの4 [ みほようこ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(日本)ショップ: 楽天ブックス価格: 1,512円

りゅうのひみつ日記

4月13日 かんそう[童話]赤い夕顔の花を読んだよ 城をぬけだすんだよ おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 赤い夕顔の花15 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080413#p1 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあっ…

ばいも

「花のほほえみ」より ばいも

火とぼし山

火とぼし山30 西山に太陽が沈む頃、きよは次郎 が住んでいる村に向かって出発し ました。 「今日は、次郎さんに会える」 そう思うと、心がはずみました。

桜の花

「花のほほえみ」より 桜の花

火とぼし山

火とぼし山29 「とうちゃん。ごめんね。ほんと は、仕事がひまになっても、次郎 さんとは月に一度しか会えないの。 私、さみしい」 きよは、心の中でそっとつぶやき ました。 第五章 次郎の見合い 一カ月がすぎました。 今日は、次郎と会う日。 きよにとっ…

姫おどりこ草

「花のほほえみ」より 姫おどりこ草

火とぼし山

火とぼし山28 「娘よ。青年と会えない日には、 心の中で話をしなさい。 そうすれば、さみしくないぞ。 一ヶ月なんて、あっという間じゃ。 娘よ、元気をだしなさい」 明神さまは、心の中で娘に話しか けました。

りゅうのひみつ日記

4月9日 かんそう[童話]赤い夕顔の花を読んだ そばにいるんだよ おしまい 今、みほようこの日記では、童話 「赤い夕顔の花」を連載しています。 赤い夕顔の花11 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080409#p1 「赤い夕顔の花」は、信州の南端 にあった「権…

桜の花

「花のほほえみ」より 桜の花

火とぼし山

火とぼし山27 数日後。 明神さまは、湖のほとりで、また 娘をみかけました。 娘は、西山にむかって、なにかし ゃべっています。 「次郎さん。元気? 今、何をし ているの。一カ月も、次郎さんに 会えないなんて、私さみしい。 一日も早く、次郎さんに会いた…