2008-11-21 母の短歌11 短歌 セーターの仕上げアイロンかけつづく 熱きにほひの部屋に漂ふ 寝苦しき夜もなくしてこの夏も 過ぎ馬追の鳴く時となりたり 清掃の終はりし川の底澄みて 夏休みの児等声あげて遊ぶ 褐色の溶岩続く鬼押出しの 岩間に群れて岩鏡咲く