ふしぎな鈴19
かなの庭には、南天・梅もどき・
まゆみなど、実のなる木がたくさ
ん植えてあります。
その木へ、いろいろな小鳥がたく
さんやってきます。
「ホーホケキョ、ホーホケキョ」
四月になると、うぐいすがやって
きます。
かなはうぐいすがくるのを、楽し
みにして待っています。
「かっこう、かっこう」
五月末になると、裏の林へかっこ
うがやってきます。
かっこうは大きな声で一日中鳴い
ています。
「もうすぐ夏がくるのだな」
かっこうの声を聞くと、かなはそ
う思います。
つづく
昨日の分は、こちら。
http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20081128#p1
「ふしぎな鈴」は、みほようこの
三冊目の童話。
2005年9月、「鳥影社」から
発行されました。
リーン・リーン・リーン。…
五百年の時をへて、心やさしい小
桜姫と現代の少女をむすぶ、美し
い鈴の音が聞こえる。
信州諏訪の「風の神様」が、そっ
と教えてくれたお話。
http://www.bk1.jp/product/02593627
「鳥影社」へ直接注文することも
できます。
送料は無料です。