2009-01-26 母の短歌75 短歌 落葉踏み蝉の声しげき山の道 本学神社に登り来りぬ 門先の椿の小枝に脱皮する 蝉を幼と見守りてをり 出揃ひし稲穂を渡る夕風に 精農なりし父を偲びぬ 缶に落つる百円硬貨の音確かめて 無人売場よりトマト買ひ来ぬ