2009-02-01 母の短歌81 短歌 猩々袴のふくらみて来し赤き莟 たちまち埋めて春の雪降る 根雪残る安房峠を下りきて 若葉かがよふ高山の町 父君の葬りにも帰れぬ嫁に代り 心さびしみみ骨を拾ふ とう立ちて出荷のできぬ白菜が 畑に白く乾きて並ぶ