2009-02-03 母の短歌83 短歌 わさび畑の澄みし流れに緑を写し 夏の日ざしにきらめきやまず 還暦を過ぎて再び「恍惚の人」読めば 老いの悲しみ心に沁みぬ ありし日に夫の植ゑたる薊の綿毛 澄み渡る空に光りては消ゆ ダイエットの話に弾む友等の中に 太りたるわれは言葉なくをり