2009-02-07 母の短歌87 短歌 わが生きし齢と同じ昭和の世 遂に終るか三時間の後 元旦の雨に濡れて艶めけり 亡き夫植ゑし万年青のつぶら実 株植のハナダイコンの葉をぬらし いつしか雪の雨に変れり 黄梅を寂しき花と詠みたまひし 先生を偲び花に向ひぬ