古事記神話「古事記物語」


  1 最初の神々


    最初の神々 1


天と地ができた時、高天原(たか
あまのはら)に最初に生まれた神
は、天之御中主神(あめのみなか
ぬしのかみ)。



次に生まれた神は、高御産巣日神
(たかみむすひのかみ)と神産巣
日神(かむむすひのかみ)。



その次に生まれた神は、宇摩志阿
斯訶備比古遅神(うましあしかび
ひこじのかみ)と天之常立神(あ
めのとこたちのかみ)。



以上、五柱の神は、独り神でした。
特別の天津神で、別天津神(こと
あまつかみ)とよばれています。


       つづく