2017-03-02 古事記神話「古事記物語」 童話 木花之佐久夜比売 1 ある日。 邇邇芸命が、笠沙の岬を歩いている と、向こうから娘がやってきました。 はっとするほど美しい娘でした。 邇邇芸命は、その娘に一目ぼれ。 「あなたの名前は?」 「私は、大山津見神の娘で、神阿多 都比売(かむあたつひめ)。別の名 を、木花之佐久夜比売(このはなの さくやひめ)といいます」 「木花之佐久夜比売さまですか。美 しいかただ」 つづく