2017-08-23 竹取物語 童話 大伴御行大納言と龍の頸の玉 5 一方、大納言は、「かぐや姫を迎 えるには、この家ではみすぼらし い」といって、立派な家を建てま した。 壁は、漆を塗り、その上に蒔絵を。 屋根は、糸をいろいろな色に染め てふきました。 襖は、豪華な綾織物に絵を。 大納言は、前からいた妻たちとは 別居し、かぐや姫と結婚するのだ といって、一人で暮らしています。 大納言は、家来たちからの連絡を、 首を長くして待っていました。 でも、いくら待っても、連絡があ りません。 つづく