「花のほほえみ」より 桜草
火とぼし山59 きよは、暗闇の中を、向こう岸に むかって泳いでいきました。 しばらくすると、西山にぽっと小 さな火がともりました。 「あっ、次郎さんだ。今日も火を たいてくれたのね。ありがとう」 きよは、西山にともった小さな火 をみて、ほっとしま…
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