「花のほほえみ」より ひおうぎすいせんつぼみ
朝顔のエスカレーター5 次の朝、かなは黄金色の鳥がとま っていた柱時計の上を、そっとの ぞいてみました。 黒い種が一粒のっています。 「何の種かしら」と思いながら、 かなはその種を白いふうとうに入 れ、机の奥にしまっておきました。
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