2009-01-21から1日間の記事一覧

母の短歌70

雪とけしクチナシの朱実色冴えて 暮れなづむ庭の風にゆれをり 掃除機の塵に交じれるわが白髪 冬の夕日に光りて侘びし 老眼鏡かけて吾ひく広辞林 子等が引きたる傍線したし 軒下に枯れゆく葱の下葉より 淡き緑の萌えたち出でぬ

火とぼし山

火とぼし山1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080315#p1 「おみわたり」で有名な信州の諏訪 湖には、「火とぼし山」という悲し い伝説があります。 「火とぼし山」は、その伝説をヒント にして、みほようこが書いた物語。 「火とぼし山」より 「次郎さん、…