小川辺の岸に群れ生ふる猫柳 白々として春陽をかへす 枯草の風にそよげる農道に 小さき餅草手間どりて摘む 枯芝を凌ぎて赤く萌へいでし スカンポに春の光漲る 黄砂に霞む雑木林の上の空 とんび一羽がゆるやかに飛ぶ

母の短歌７５ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090126#p3 母の短歌７６ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090127#p4 母の短歌７７ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090128#p3

母の短歌７２ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090123#p2 母の短歌７３ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090124#p2 母の短歌７４ http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090125#p2

「花のほほえみ」より 万年青の実

女神さまからのおくりもの２ 馬は、つぶらな目で、きよをじっ とみています。 「わぁー、かわいい馬。 とうちゃん、この馬、どうしたの」 きよが、驚いて聞きました。 「足にけがをしていたので、つれ てきた」 「とうちゃん。どこからつれてき たの」 「八…