[童話]火とぼし山 火とぼし山 25 第三章 湖の氷の上を歩く娘 7 「湖の氷は、まだ薄い。娘が湖に落ちたら 大変だと思って、そっと後をつけたのじゃ。 娘は、青年に会うために、山の中へ入って いった。うらやましいくらい仲のいいカッ プルだったよ」 明神…
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