大国主命さま


みなさんは、「大黒さまの歌」を知っていま
すか。「大きな袋を肩にかけ・・・」という
歌です。



   大黒さまの歌


1  大きな袋を肩にかけ
   大黒さまがきかかると
   ここにいなばの白うさぎ
   皮をむかれてあかはだか


2  大黒さまはあわれがり
   きれいな水に身を洗い
   がまのほわたにくるまれと
   よくよく教えてやりました



   作詞 石原和三郎 
  作曲 田村虎蔵
   歌は四番まであります。




大黒さまは「大国主命」とよばれている神様。
おおくにぬしのみことさまは、出雲大社の主
神。日本神話の中の「いなばの白うさぎ」と
いう話にでてきます。



幼い時、私は父から、「いなばの白うさぎ」
やまたのおろち」「海彦山彦」などの話を
聞いて育ちました。その中でも「いなばの白
うさぎ」の話は、大好きでした。



父が亡くなって半年後、私は諏訪大社・上社
の近くの教員住宅に住むようになりました。
諏訪大社・上社へお参りに行って驚いたこと
は、そこに明神さまのおとうさまである「大
国主命」さまがまつられていたことでした。 



その社を見た時、幼い時聞いた父の話・いな
ばの白うさぎの話・大国主命さま・諏訪の明
神さまと、一本の糸でつながったように感じ
ました。 



父は、私を「大国主命さま」や「諏訪の明神さ
ま」に会わせたくて、「いなばの白うさぎ」の
話をしてくれたのだな・・・と。
私は、諏訪の明神さまや大国主命さまの近くで、
三年間暮らしました。



そんなふしぎな縁で、「風の神様からのおくり
もの」・「竜神になった三郎」・「ふしぎな鈴」の三
冊の本を、鳥影社より出版させていただきました。


   
    鳥影社のホームページ


Http://www.choeisha.com/



みほようこの本



風の神様からのおくりもの―諏訪の童話

風の神様からのおくりもの―諏訪の童話




竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの (2)

竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの (2)




ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)

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