2008-12-28 母の短歌46 短歌 一輪のカタクリの花床に飾り茶を点てる 娘の背に落ちつきの見ゆ 停電の時間だけ遅れしタイムスイッチ進めて 今日の厨仕事終りぬ 人それぞれに合ひたる交はりも身につきて 移り住みしより二十四年過ぐ 母に似て太りし姉と父に似て 痩せたる吾と湯を浴みてをり