2009-02-18 母の短歌98 短歌 歌などは教へらるべきものにあらじと 詠まれし先生のみ歌心に沁みぬ 使ふこと少なくなりきて在りし日に 母剥きくれし真綿残れり 去り難く娘と立つ墓辺に在りし日に 夫の植ゑたるハナノキの花 梅雨明けて夏の日光の漲る庭 蝉のぬけ穴日毎に増しきぬ