2009-02-20 母の短歌100 短歌 落ち柿のすゆる匂ひもしたしくて よけつつ木下を駅へ急ぎぬ 朝夕に水かけ育てし春菊を 間引く背中に残暑きびしも わが庭より移しハナノキ紅葉する 傍に朝々孫のむつき干す みどりごにはめられをりし足の輪と 今日とれし臍の緒を日陰干しす