2009-03-13 母の短歌121 短歌 雨止みし夕べの庭に色褪せし アヤメの花の雫滴るるを摘む 墓掃除終りて在りし日夫の植ゑし ハナノキの木陰に娘と茶をのむ 株張らず早続きに下葉枯れし 里芋に深々と土寄せをする 餅を焼き大根を煮てごぜ達を もてなし居りし母の面影