2009-03-17 母の短歌125 短歌 無人駅に遇へる媼は嫁の悪口 言ひてすっきりせしと笑へり 百五十人分のおでん作らむと大根こんにゃく 竹輪を刻む今日文化祭 りんご園に霜除けの風車音立てる 亡き夫初任地の高森に来ぬ 事故にあひ立てぬ野良猫に牛乳を 人にもの言ふごと娘は呑ませをり