女神さまとの約束45
何百人もの人が、黄金色の花びら
で、元気になりました。
ふくも、病気で苦しんでいる人を
たすけることに、いきがいを感じ
ています。
病人の食べ物は、白駒が運んでく
れます。
症状にあわせ、おかゆなどを届け
てくれました。
ふくの食べ物は、小さな赤い木の
実だけ。
その木の実を、一つ口にすると、な
ぜかおなかがいっぱいになりました。
「白駒。これ、何の木の実?」
「女神さまも、毎日この木の実を
食べていますよ。
でも、名前はしりません」
白駒も、木の実の名前を知らない
ようでした。
つづく
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初めて読んでくださったかたへ
女神さまとの約束1
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