女神さまとの約束51
野をこえ、山をこえ、里をこえて、
白駒は走っていきます。
そして、山深い森の中へたどりつ
きました。
しらびそやつがの原生林が、ずっ
とつづいています。
目の前には、青々と水をたたえた
美しい湖がみえます。
その時、どこからかやさしい声が
きこえてきました。
「ふく。なぜ、私との約束をやぶ
ったのですか。
私は、あなたが、最後まで約束を
守ってくれると信じていました。
私のてつだいをしてもらおうと、
あなたを黄金色の花が咲いて場所
へつれてきたのです。
それなのに、あなたは・・・。
とても残念です。
つづく
昨日の分は、こちら
http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20090821#p1
初めて読んでくださったかたへ
女神さまとの約束1