女神さまとの約束50
何事もなく、二日間が過ぎました。
三日目の朝のことです。
「とんとん、とんとん」
戸をたたく音がしました。
でてみると、白駒でした。
白駒は、かなしそうな顔をして立っ
ています。
ふくは、こんなかなしそうな白駒の
顔をみたことがありません。
ふくは、誰かにあやつられるように、
すぅーと白駒の背にのせられました。
「ひひーん」
白駒は、かなしそうな声でなくと、
すごいいきおいで走りだしました。
つづく
昨日の分は、こちら
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初めて読んでくださったかたへ
女神さまとの約束1
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