2017-02-15 古事記神話「古事記物語」 童話 国譲り 5 偉大な霊能力を持っている言代主 神は、高天原から何人もの使者が やってきて、「葦原中国を譲れ」とせ まることに、うんざりしていました。 今度ことわっても、「譲ります」と いうまで、何度でもやってくるにち がいないと思いました。 言代主神は、小声で大国主命に いいました。 「私は反対です。でも、父上がこ の国を譲りたいと思うならば、私 は何もいいません。父上にお任せ します」 つづく