2017-03-11 古事記神話「古事記物語」 童話 木花之佐久夜比売 10 邇邇芸命は、「誰のこどもかわか らん」と、小声でつぶきました。 そんな邇邇芸命をみて、木花之佐 久夜比売は悲しく思いました。 木花之佐久夜比売は、出産をする ため戸のない家に入り、出入口を すべて土でぬってふさぎました。 そして、こどもが生まれる直前、 その家に火をつけたのです。 燃えさかる火の中で、木花之佐久 夜比売は、三人のこどもを生みま した。 つづく