海彦山彦 10
「綿津見神とは?」
「海の神様じゃ。宮殿の入口に、
大きな井戸がある。そのそばに、
桂の木があるので、木に登って
待っているがいい。そうすれば、
海の神の娘がそなたをみつけて
くれるだろう。そして、相談にのっ
てくれるだろう」
「ありがとうございました。では、
海の神の宮殿へ行ってきます」
「山彦よ、気をつけていくのじゃよ」
塩椎神は、山彦の姿がみえなく
なるまで見送ってくれました。
つづく
海彦山彦 10
「綿津見神とは?」
「海の神様じゃ。宮殿の入口に、
大きな井戸がある。そのそばに、
桂の木があるので、木に登って
待っているがいい。そうすれば、
海の神の娘がそなたをみつけて
くれるだろう。そして、相談にのっ
てくれるだろう」
「ありがとうございました。では、
海の神の宮殿へ行ってきます」
「山彦よ、気をつけていくのじゃよ」
塩椎神は、山彦の姿がみえなく
なるまで見送ってくれました。
つづく