2017-05-28 海彦山彦 童話 海彦山彦 1 木花之佐久夜比売(このはなのさく やひめ)が、火の中でうんだ三人の こどもたちは、りっぱな若者になり ました。 兄の火照命(ほでりのみこと)は海 彦、弟の火遠理命(ほをりのみこと) は山彦とよばれています。 海彦は毎日海へ行き、鯛やひらめな どの魚をとって帰ります。 「今日は、大きな鯛がつれたぞ。ど うだ、みごとな鯛だろ」 そういって、山彦に自慢します。 つづく