2017-06-24 海彦山彦 童話 豊玉比売の出産 4 豊玉比売は、生んだこどもを産屋 に置くと、海坂をふさぎ海の国へ 帰ってしまいました。 生まれたこどもは、鵜葺草葺不合 命(うかやふきあえずのみこと)と 名づけられました。 豊玉比売は、置いてきたこどもの ことが心配で、妹の玉依比売にこ どもの世話をしてくれるように頼 みました。 豊玉比売は、山彦がのぞき見した ことは許せなかったけれど、山彦 のことが大好きだったのです。 つづく