2017-07-19 竹取物語 童話 石作の皇子と仏の御石の鉢 3 ひろげてみると、次のような歌が。 海山の道に心をつくしはて ないしのはちの涙ながれき かぐや姫は、「鉢に光があるかし ら」と、何度も鉢をみました。 でも、何の光もありません。 置く露の光をだにもやどさまし 小倉の山にて何を求めけむ かぐや姫は、その鉢を、皇子に突 き返しました。 つづく