2017-07-20 竹取物語 童話 石作の皇子と仏の御石の鉢 4 皇子は、鉢を門口になげ捨て、そ れでもへこたれずに、かぐや姫に 返歌を詠みました。 白山にあへば光の失するかと はちを捨てても頼まるるかな かぐや姫はあきれてしまい、返歌 はしませんでした。 皇子は、弁解をしながら帰って行 きました。 偽の鉢を捨ててからも、あつかま しくも「頼まるるかな」といった石作 の皇子のことばが元になり、あつ かましいことを「はじをする」という ようになりました。 つづく