2017-09-20 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 5 その時は、かぐや姫のことをあき らめた帝でしたが、帝はかぐや姫 のことを忘れることができません でした。 帝は、竹取りのおじいさんを呼び だし、命令しました。 「娘のかぐや姫を献上せよ。とて も美しい姫だと聞き使いをやった のに、その甲斐もなくかぐや姫に ことわられてしまった。このまま では、私の気持がおさまらない」 「娘は、宮仕えをする気はありま せん。ですが、もう一度、帝のお 召しを受けるように、娘を説得し てみます」 つづく