2017-09-22 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 7 「姫、何をいうのだ。姫が死んで しまうなんて・・・。じいは、爵位な どいらない。でも、姫は、なぜ宮 仕えをしないのか。死ななくては ならない訳でもあるのかね」 「じい、私のいうことが、嘘だと思 うなら、私を宮仕えさせて、死んで いるかどうか確かめればいいでし ょう。私は、五人のかたの求婚を ことわりました。それなのに、帝の お召しを受けることは、世間体が 悪いのではありませんか」 つづく