2017-09-25 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 10 帝が、家の中へ入ってみると、美 しい姫が座っています。 今までみたことのない美しさでした。 帝は、奥へ逃げて行こうとするか ぐや姫の袖をつかまえ、そばに座 らせました。 かぐや姫は、顔を袖で隠しています。 「許しはしないぞ」と帝がいうと、かぐ や姫が、「私は、この国で生まれたも のではありません。だから、私を連れ て帰るのは難しいでしょう」 といいました。 つづく