2017-09-26 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 11 「そんなはずはない。私は、どん な手を使っても、連れていくつも りだ」 輿を邸につけている間に、かぐや 姫はすっと姿を消してしまいました。 「かぐや姫が、あっという間に、消 えてしまった。残念だ。姫がいうよ うに、普通の人ではないのかもしれ ない。そうであれば、無理やりつれ ていくわけにもいくまい。かぐや姫、 連れて帰るのはあきらめたから、も う一度、姿をみせておくれ」 つづく