2018-01-15 火とぼし山 童話 湖を泳ぐ娘 27 次郎の心の中で、きよに対する 疑いがどんどんふくらんでいき ました。 その一方で、次郎は思いました。 おらは、小さな時から、きよちゃ んが大好きだった。 そんなきよちゃんに、なぜ疑いの 気持をいだくのだろうか。 きよちゃんが、魔物であるはず はない。 小さな時から大好きだったきよ ちゃんに、疑いの気持をいだく なんて、おらはどうかしている。 つづく