2018-02-20 火とぼし山 童話 新しい出発 29 「きよ。ここは、静岡じゃ」 「静岡?」 「そう、静岡じゃ。きよは、これ からここで暮らすのじゃ。この おばあさんと一緒にな」 足長がいいました。 「おばあさんと」 「そうじゃ。このおばあさんと 一緒に暮らすのじゃ。この人 は、明神さまの友だちじゃ」 「きよ、よろしく」 おばあさんが、にこにこしな がらいいました。 つづく