2018-02-19 火とぼし山 童話 新しい出発 28 手長と足長は、ぐっすり眠って いるきよを、静岡までつれてい きました。 次の朝。 「きよ。目がさめたか」 「はい。あなたは?」 「わしは、足長じゃ。そして、こ ちらが手長」 「私を、淵から助けてくれたか たですね。その節は、大変お 世話になりました。助けていた だきありがとうございました」 きよは、手長と足長にお礼をい いました。 つづく