2019-10-27 虹の橋の上で 童話 [童話]虹の橋の上で 虹の橋の上で 6 まーちゃんは何度もころがりながら、それ でも立とうと一生けんめいでした。 三十回目に、まーちゃんは立つことができ ました。 「やっと立てたぞー」 まーちゃんは、おおよろこび。 「まーちゃん、よく立てたねぇ。今度は、 虹の橋の上を歩いてごらん」 おばさんの声が聞こえてきました。 そういえば、オルゴールの音が、さっきか らずっと聞こえています。 まーちゃんは足をふんばって、おそるおそ る右足をだしました。 つづく