2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

りゅうのひみつ日記

9月6日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだよ 勉強するんだよ おしまい 白駒の池物語31 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080906#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒の池」に…

紫式部実

「花のほほえみ」より 紫式部実

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた32 「盛永さまや家臣たちが、無事で ありますように。 もう一度、この城に戻ってくるこ とができますように」 お万は、心の中で祈りました。 「奥がたさま。背中の荷物を、少 し持ちましょうか」 「だいじょうぶです。あなたこそ、 重…

りゅうのひみつ日記

9月5日 よんだ[童話]白駒の池物語を読んだ 家にいるのかー おしまい 白駒の池物語30 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080905#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載しています。 「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒の池」に伝…

どうだんつつじ葉

「花のほほえみ」より どうだんつつじ葉 九月になったばかりなのに、どうだん つつじの葉が紅葉を始めました。 こんなことは、初めて。

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた31 一方、奥がたのお万は、幼い長五郎 を胸にだき、家臣とともに城を出ま した。 そして、浪合の実家へ向かいました。 お万たちは、下条の兵士たちにみつ からないように、着古した野良着を きて、城を出ました。 誰がみても、奥がた…

竜神になった三郎

童話集「竜神になった三郎」は、 みほようこの二冊目の童話集。 信州諏訪の「風の神様」から聞いた お話。 ・ 竜神になった三郎 ・ 福寿草になった少女 竜神になった三郎 風の神様からのおくりもの2 [ みほようこ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児…

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた30 「盛永さまは、私ひとりのものだ」 そうさけぶと、犬坊は、盛永の心 臓をめがけてさしました。 「うーっ」 盛永が、うめき声をあげました。 胸から、血がふきだしました。 「犬坊・・・何をするのじゃ。 わしは、誰よりもおまえが…

夏水仙

「花のほほえみ」より 夏水仙

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた29 「犬坊。おまえは、この世で一番 かわいがってくれた人に、やりを むける気か。 落ち着け、落ち着くのだ。そんな ことをしたら、おまえは一生後悔 するぞ」 どこからか、声が聞こえてきました。 「犬坊」 「犬坊や」 盛永の声も聞…

りゅうのひみつ日記

9月2日 かんそう[童話]白駒の池物語を読んだよ 白駒に声をかけるんだよ おしまい 清太は、白駒になんと声をかけるのでしょうか。 白駒の池物語27 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080902#p1 今、みほようこの日記では、 「白駒の池物語」を連載してい…

夏水仙

「花のほほえみ」より 夏水仙

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた28 「お万さまは、ほんとに幸せなか ただ。こんな非常時にも、盛永さ まに思ってもらえるのだから」 犬坊は、母のように慕っていた奥 がたのお万に、しっとしました。 「落ち着け、落ち着くのだ。 たかが、寝言ではないか」 犬坊は、…

夏水仙

「花のほほえみ」より 夏水仙

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた27 私は、盛永さまが大好きだった。 盛永さまは、なくなった父にどこ となく似ている。 そんな盛永さまを、私は実の父の ように慕ってきた。 盛永さまも、みよりのない私をわ が子のようにかわいがってくれた。 私は、お万さまも、大…